チーム医療
当院では、多職種のスタッフ(医療専門職)が協動して、治療・ケアにあたるチーム医療を積極的に展開しています。
緩和ケアチーム
活動内容
診療早期から、緩和ケアに関する専門的な知識や技術を提供し、痛みなどのつらい身体症状や不安・悩みなど精神的つらさを和らげ、患者さんやご家族が自分らしい生活を送れるよう地域と連携し、療養環境の整備などの支援を行います。
病棟ラウンド
毎週水曜日
構成メンバー
医師(身体緩和担当、精神症状緩和担当、リハビリ担当)
看護師(がん看護専門、緩和ケア認定、退院支援、緩和ケアリンクナース)
薬剤師、栄養士、ソーシャルワーカー
呼吸ケアチーム
活動内容
人工呼吸器の取り扱いや、呼吸器使用中の患者ケアなどを中心にOJTを行っています。
また在宅で、酸素療法HOT・BIPAP・人工呼吸器を必要とする患者に対し、導入指導を行っています。
さらに、誤嚥性肺炎予防のため、口腔ケアアセスメントシートを用いた評価や、日々の口腔ケアの指導確認を行っています。
病棟ラウンド
毎週水曜日
構成メンバー
医師、看護師(重症集中認定、呼吸療法)、ME技士、理学療法士
褥瘡対策チーム
活動内容
褥瘡発生の低下をめざし、高リスク患者に対し、褥瘡発生要因を回避するよう早期に介入し、発生予防、早期発見、早期治癒できるよう、病棟スタッフへの処置・ケア方法の養育指導を行っています。
病棟ラウンド
毎週月曜日 11:00~
構成メンバー
医師、看護師(皮膚、排泄ケア認定看護師、褥瘡リンクナース)、栄養士、薬剤師
排尿ケアチーム
活動内容
尿道カテーテル抜去後の下部尿路機能障害を抱えている患者さんの排尿自立を支援いたします。
また、尿道カテーテルを早期に抜去し、尿路感染を予防するとともに排尿自立ができるよう指導を行います。
排尿に関する問題がある患者さんがいましたら、ご相談ください。
病棟ラウンド
毎週金曜日 16時~
構成メンバー
腎・泌尿器科医師、産婦人科医師、コンチネンスアドバイザー、皮膚排泄ケア認定看護師、病棟看護師、理学療法士、事務
NSTチーム
活動内容
入院時に栄養評価を行い、栄養障害のある患者さんに対し、それぞれの専門職の立場から、適切な栄養管理についてサポートを行っています。
週一回病棟NSTカンファレンスとベッドサイドでの回診を行い、患者さん自身の意見も踏まえて栄養管理を提案しています。
病棟ラウンド
毎週月曜日 15時~
構成メンバー
医師、看護師(皮膚、排泄ケア認定看護師、NST療法士研修カリキュラム終了看護師)、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、言語聴覚士
糖尿病ケアチーム
活動内容
病棟ラウンド
構成メンバー
口腔ケアチーム
活動内容
化学療法や放射線治療に伴う苦痛を緩和するため、口腔内の観察や評価・処置、継続したケアが提供できるよう患者さんとともに口腔ケアに取り組んでいます。
また、全身麻酔で手術を受ける患者さんの手術後の感染予防のため、「術前口腔ケア」に取組んでいます。
病棟ラウンド
必要時
構成メンバー
医師(歯科口腔外科医師)、看護師(口腔ケア学会認定、病棟看護師)、歯科衛生士
HIV診療チーム
活動内容
HIV感染/AIDS患者さんが療養に必要な情報の提供を行い、疾患教育、多職種との連携、セルフマネジメントの支援を行っています。
また、患者さんが地域で問題なく療養生活が送れるように、関連行政機関や地域との連携も日々努めています。
病棟ラウンド
定期ラウンドなし → チームカンファレンス 1回/週(木曜日 1時間)
構成メンバー
医師、看護師(HIV専従、専任)、薬剤師、医療ソーシャルワーカー、臨床心理士、検査技師、臨床倫理士、病棟主治医、病棟看護師
心臓リハビリチーム
活動内容
患者の循環状態を評価し、それぞれの時期(急性期・回復期・維持期)に合わせた目標を設定し、安全で効果的なリハビリテーションが行えるよう取り組んでいます。
スムーズな社会復帰や疾患の再発及び悪化を予防するため、患者さんとその家族へ患者学習会、栄養相談や薬剤指導、カンファレンスを開催し、サポートしています。
入院時のみならず必要に応じて、患者さんには「外来通院心臓リハビリ」も行っています。
病棟ラウンド
毎日
構成メンバー
医師(循環器内科、外科)、看護師(専従、循環器内科・外科)、心臓リハビリテーション指導士、薬剤師、臨床工学士、管理栄養士、臨床研究クラーク
在宅療養支援チーム
活動内容
大学病院と在宅療養支援を担うクリニック・診療所、訪問看護ステーション、介護事業所、地域包括支援センターなどが連携し、患者が安心して療養できるように支援します。
病棟ラウンド
必要時
構成メンバー
医師、慢性心不全看護認定看護師、がん看護専門看護師、皮膚排泄ケア認定看護師