看護体制
看護方式・勤務体制
- 一般病棟看護配置 7:1 急性期看護補助体制加算 25:1 精神科病棟看護配置 13:1 看護職員夜間配置加算 12:1
- 看護方式:パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)
- 勤務体制:2交替制 日勤:8:00~16:45 長日勤:8:00~21:00 夜勤:20:00~9:00
パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)
パートナーシップ・ナーシング・システム(以下、PNS)は、安心・安全な看護の提供方法として福井大学医学部附属病院で開発され全国的に注目を集めている。当院でも、2013年から全病棟で導入している。
パートナーシップ・ナーシング・システムとは
Partnership Nursing System(PNS)定義
看護師が安全で質の高い看護を共に提供することを目的とし、2人の看護師が良きパートナーとして、
対等な立場で、互いの特性を活かし、相互に補完し協力し合う看護提供方式。
2人の看護師は、毎日の看護ケアを始め、委員会活動、病棟内の係の仕事に至るまで、1年を通じたパートナーとして、その成果と責任を共有する。『責任』と『やりがい』を2人で分かち合う新たな看護方式である。さらに右図のように補完の4重構造をもってサポートするしくみである。
パートナーシップマインド
- Mindとは:心・精神・意識
他者に依存するのではなく、1人のプロフェッショナルとして自らの頭で考え、
自らを助く心の持ち様である。 - パートナーシップとは、
「共に何事かを成す仲間との、信頼に基づく対等な関係」 - パートナーシップの3つの心:
「自立・自助の心」「与える心」「複眼の心」
PNSの特徴
- 勤務の時は必ず受け持ち患者を担当することで、受け持看護師としての役割を発揮できる。
- ペアでベッドサイドに行くことで、先輩看護師の経験知や暗黙知に学ぶ機会となる(OJT効果)。
- 新人看護師は、先輩看護師とペアになることで、安心・安全な看護の提供に繋がる。
- 先輩看護師も、新人の丁寧な患者対応や気づき、フレッシュマンとしての感性に学ぶ機会となる。
- 個々の看護観やシャドーワークの共有が可能となる(看護観の醸成と看護技術の伝承)。
- 看護記録をリアルタイムに記載することで、医療チーム間で迅速な情報共有が可能となる。
- 業務の定時終了で、超過勤務削減とワークライフバランスの推進、離職防止に繋がる。
琉球大学病院 看護部
〒903-0215 沖縄県中頭郡西原町字上原207番地TEL 098-895-1354│FAX 098-895-1479
© Faculty of Medicine, University of the Ryukyus.